検査・手術・継続管理をつなぎ、
眼科経営を強くする。
眼科クリニックの経営は、一般外来だけでは捉えられません。検査機器と人員のキャパシティ、白内障・硝子体手術の件数と収益性、慢性疾患の継続率、自費・選定療養、ORTをはじめとする専門人材を一体で分析し、実行可能な改善策へ落とし込みます。
このような課題に対応します
- 白内障手術の枠が埋まらず、月間件数が伸びない
- 硝子体手術の紹介・適応患者を十分に獲得できていない
- 検査待ちと散瞳待ちが長く、外来が滞留している
- 緑内障などの中断患者を把握できていない
- ORTの採用難と業務の属人化が続いている
- 設備投資や分院展開、承継の判断材料が不足している
眼科は、他科と経営構造が違います
眼科経営の改善では「患者数を増やす」だけでは不十分です。検査、手術、慢性疾患管理という3つの構造を分けて捉え、相互に接続する必要があります。
ボトルネックは検査にある
1日の患者数上限は、OCT・視野計・眼底カメラ等の台数、検査時間、検査を担う人員で決まります。医師の診察時間だけを短縮しても、検査工程が詰まれば患者数は増えません。
外来と手術は二層の収益構造
低単価・高回転の一般外来と、白内障・硝子体手術、自費・選定療養では、必要な動線、人材、説明、集患が異なります。資源配分の設計が収益力を左右します。
継続管理が患者基盤になる
緑内障、糖尿病網膜症、加齢黄斑変性などは長期管理が必要です。中断患者の把握と再来導線の整備は、臨床面だけでなく安定した経営基盤にもつながります。
白内障・硝子体手術の件数増加を、経営の中核に据える
手術クリニックでは、手術件数、手術枠稼働率、紹介経路、待機期間、原価、術前術後の外来負荷を一体で改善します。広告だけではなく、紹介連携と院内オペレーションの両側から件数増加を設計します。
白内障手術件数の増加
診療圏の需要、紹介元、手術適応から実施までの歩留まり、手術枠を分解し、どこで件数が止まっているかを明確にします。
- 月間手術件数と曜日別・術者別の枠稼働率
- 初診から術前検査、説明、手術決定までの歩留まり
- 手術待機期間、キャンセル率、空き枠の再充足
- 近隣クリニック・内科・健診機関との紹介導線
- 術前説明の標準化と多焦点眼内レンズの選択支援
- 術後返書と逆紹介による紹介元との関係強化
硝子体手術件数の増加
硝子体手術は、術者・設備・手術枠に加え、網膜疾患を早期に拾い上げる外来と紹介ネットワークの設計が重要です。
- 黄斑前膜、黄斑円孔、網膜剥離、糖尿病網膜症等の疾患別流入分析
- 院内での手術適応患者の抽出と紹介患者の受入体制
- 内科・糖尿病内科、地域眼科、基幹病院との連携設計
- 緊急・準緊急症例の相談窓口と返書スピード
- 術者、手術室、機器、看護体制を踏まえた枠設計
- 術前検査・術後管理と一般外来の時間帯分離
眼科経営ドックで、改善の優先順位を決める
レセプト、予約、検査、手術、会計、人員配置のデータをつなぎ、眼科固有の6領域を診断します。
疾患ポートフォリオ
白内障、緑内障、網膜疾患、糖尿病網膜症、ドライアイ、小児、CL等を患者数・単価・継続率・診療時間で分解します。
検査キャパシティ
OCT、視野計、眼底カメラ、眼軸長測定等の稼働率と検査人員を確認し、1日あたりの処理上限を算出します。
待ち時間・動線
散瞳・非散瞳患者の動線、検査から診察、会計までの滞留点、時間帯別混雑を実測します。
手術部門の収益性
白内障・硝子体等の件数、枠稼働率、待機期間、術式別原価、術前術後外来への負荷を分析します。
自費・選定療養
多焦点眼内レンズ、ICL、オルソケラトロジー、近視進行抑制の説明件数、選択率、単価、原価を確認します。
継続率・中断率
緑内障、糖尿病網膜症、抗VEGF治療等の6か月・12か月未受診者と、次回予約取得率を可視化します。
件数だけを追わず、検査キャパシティ、手術枠、継続患者、原価、人員を同じKPI表で管理し、投資回収と現場負荷を両立させます。
外来生産性は、検査の制約を外して改善する
検査の並行化
複数検査を直列で流していないかを確認し、機器配置、スタッフ配置、呼び込み順を再設計します。
散瞳動線の分離
散瞳待ちの専用スペース、予約時間帯、検査日設定を見直し、一般外来の滞留を減らします。
疾患別の予約枠
視野検査が必要な緑内障、術前術後、CL、一般外来を同じ枠で扱わず、所要時間に合わせて設計します。
機器投資判断
視野計やOCTを増設した場合の患者増加数、必要人員、回収期間を試算し、投資の優先順位を決めます。
医師時間の保護
問診、検査準備、一次説明、術前案内を標準化し、医師が診断・適応判断・説明に集中できる体制を作ります。
時間帯別人員配置
患者数と検査件数を30分単位で可視化し、朝・夕方・手術日の業務量に合わせてシフトを調整します。
継続管理と眼科人材を、安定経営の基盤にする
緑内障・網膜疾患の中断対策
6か月・12か月以上の未受診者を抽出し、疾患特性を伝えるリコール、次回予約、LINE等のリマインドを設計。復帰率と継続率を月次管理します。
紹介・逆紹介の仕組み化
内科・糖尿病内科、健診、小児科、地域眼科、基幹病院からの紹介件数を管理し、返書の質と速さを標準化します。
ORT・検査スタッフの採用と育成
ORT採用チャネル、実習受入、非常勤・時短設計に加え、法令と業務範囲を踏まえた検査スタッフの段階的育成を支援します。
自費・選定療養の説明設計
多焦点眼内レンズ、ICL、オルソK、近視進行抑制について、比較資料、費用提示、説明順序、同意書、選択率を整えます。
眼科の承継価値は、術者依存と患者基盤で変わる
眼科は手術収益、選定療養、継続管理患者を持つ一方、院長個人の執刀能力やORTへの依存が承継時のリスクになります。売却ありきではなく、経営改善とプレM&Aを同じロードマップで整理します。
価値を下げやすい要因
- 院長だけが白内障・硝子体手術を執刀している
- 非常勤術者や特定ORTへの依存が高い
- 機器更新が同じ時期に集中している
- CL販売やMS法人との取引構造を説明しにくい
- 労務・施設基準・届出の不備が残っている
価値を高めやすい要因
- 第二術者を含む複数医師体制がある
- 白内障・硝子体手術の件数と利益が安定している
- 緑内障・網膜疾患の継続患者基盤が厚い
- 紹介元が分散し、院長個人に依存していない
- 業務・説明・教育が標準化されている
眼科クリニック向け支援メニュー
眼科経営ドック
疾患、検査、動線、手術、自費、継続率を4〜6週間で診断し、優先課題とKPIを提示します。
外来生産性改善
検査ボトルネック、散瞳動線、予約枠、人員配置を3〜6か月で改善します。
手術部門の構築・強化
白内障・硝子体手術の件数増加、投資計画、術者確保、紹介、説明、原価を支援します。
自費・選定療養の設計
多焦点眼内レンズ、ICL、近視抑制等の説明フロー、資料、価格、選択率を整えます。
ORT・人材戦略
採用チャネル、業務分担、検査スタッフ育成、評価・定着の仕組みを作ります。
開業・分院・事業承継
診療圏、機器投資、手術室、ハブ&スポーク、プレM&A、譲渡・譲受を支援します。
よくあるご質問
眼科経営の課題を、数字と現場から整理しませんか。
白内障・硝子体手術の件数増加、検査キャパシティ、継続患者、ORT・人材、設備投資、事業承継まで、貴院の体制に合わせて優先順位を整理します。
