学校健診で視力低下を指摘された保護者様へ

学校健診で「視力低下」「要受診」「眼科受診をおすすめします」と記載された用紙を受け取った場合は、眼科での詳しい検査をおすすめします。
学校健診はスクリーニング検査であり、正確な視力や近視・遠視・乱視、弱視、斜視などの有無を確認するためには、眼科での検査が必要です。
- 学校健診でA・B・C・D判定の用紙をもらった
- 黒板の文字が見えにくいと言っている
- 目を細めてテレビや本を見ることがある
- 片目をつぶって物を見ることがある
- 近くで本やタブレットを見ることが多い
- 以前より視力が下がっていると言われた
- 眼鏡が必要かどうか確認したい
学校健診の視力判定について
学校健診では、視力をおおまかに判定します。一般的には、A・B・C・Dのような区分で結果が示されます。
ただし、学校健診の結果だけで病気の有無や眼鏡の必要性を判断することはできません。
| 判定 | 目安 | 対応 |
|---|---|---|
| A | おおむね良好 | 見え方に不安がある場合はご相談ください |
| B | 視力低下の可能性 | 眼科での確認をおすすめします |
| C・D | 視力低下が疑われる状態 | 早めに眼科を受診してください |
判定はあくまで目安です。お子さまの年齢、見え方、生活状況、過去の視力変化を含めて確認することが大切です。
眼科で確認する主な内容
当院では、学校健診で視力低下を指摘されたお子さまに対して、必要に応じて以下のような検査を行います。
「視力低下=すぐに眼鏡」ではありません。
お子さまの目の状態を総合的に確認して判断します。
近視について
小学生以降では、近視による視力低下が多くみられます。
近視は、黒板や遠くの文字が見えにくくなる状態です。
進行の程度には個人差があり、生活環境や成長に伴って変化することがあります。
視力低下を指摘された場合は、単に眼鏡を作るかどうかだけでなく、現在の目の状態を確認し、今後の経過を見ていくことが重要です。
弱視・斜視について
小児期の視力発達には限られた時期があります。
片目だけ視力が出にくい、目の位置がずれる、遠視や乱視が強い場合などは、弱視や斜視が関係していることがあります。
弱視や斜視は、早期に発見し、適切に経過を見ていくことが大切です。
気になる症状がある場合は、学校健診の結果にかかわらずご相談ください。
受診時にお持ちいただきたいもの
- 学校健診の結果用紙
- 健康保険証またはマイナ保険証
- 各種医療証
- 現在使用している眼鏡やコンタクトレンズ
- 過去の検査結果がある場合はその資料
保護者様へのお願い
お子さまの検査では、年齢や集中力によって時間がかかる場合があります。
また、必要に応じて詳しい検査をご案内することがあります。
時間に余裕をもってご来院ください。
学校健診で指摘を受けた場合は、結果用紙をお持ちのうえ、眼科での確認をおすすめします。
よくあるご質問
Q. B判定でも受診した方がよいですか?
B判定でも、視力低下が始まっている可能性があります。
見えにくさを自覚していないお子さまもいるため、一度眼科で確認することをおすすめします。
Q. すぐに眼鏡が必要になりますか?
検査結果や生活状況によって判断します。
必ず眼鏡が必要になるわけではありませんが、授業中に黒板が見えにくい場合などは、眼鏡が必要となることがあります。
Q. 子どもが見えにくいと言っていません。それでも受診が必要ですか?
お子さまは見えにくさに慣れてしまい、自分から訴えないことがあります。
学校健診で指摘された場合は、眼科で確認することが大切です。
Q. 兄弟も検査した方がよいですか?
近視や遠視、乱視、弱視などは、兄弟で似た傾向がみられることもあります。
見え方に不安がある場合や、学校健診で指摘された場合はご相談ください。
ご予約・お問い合わせ
学校健診で視力低下を指摘された方は、学校健診の結果用紙をお持ちください。
診療時間・予約方法については、当院の予約ページまたはお電話にてご確認ください。